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産後の抜け毛が気になるなら洗浄成分重視のシャンプー選びがおすすめ


産後の抜け毛が気になるママには頭皮に負担をかけないシャンプーを選ぶことをおすすめします。

そして、頭皮にやさしいシャンプーを選ぶ最初のステップとして洗浄成分の確認があります。

産後の抜け毛対策としてはどのような洗浄成分のシャンプーが良いかについて説明します。

洗浄成分とは?種類を知ろう!

シャンプーで一番多く配合されているのはどんな成分でしょうか?
答えは「水」です。

では水の次に多く含まれている成分は何でしょうか?

ほとんどのシャンプーの場合は洗浄成分です。

それだけシャンプーを構成する成分の中でも比重の高い成分なのでシャンプー自体に与える影響も大きくなります。

洗浄成分というのは界面活性剤と呼ばれる成分のことです。

界面活性剤を悪者扱いされる方もいらっしゃいますが、界面活性剤がダメなら髪やお肌の洗浄は諦めて下さい。

シャワーだけで頑張って洗髪しましょう!ということになります。

界面活性剤と言うのは界面活性作用のある成分を指します。
界面活性作用というのは水と油という本来は混じることなく反発しあう2つの物質を混ぜ合わせる作用のことです。

界面活性剤があることで頭皮の皮脂汚れを落とすことができます。

たまに界面活性剤は危険で石鹸は安全とおっしゃる方もいるようですが、
石鹸もれっきとした界面活性剤の一つです。

そして界面活性剤には種類があります。

シャンプーとかでよく聞くアミノ酸系とかの種類です。
他にもアニオン系とか両性といった種類分けもあります。

ですが、一般的にはアミノ酸系とか硫酸系といった種類の把握で十分です。

では界面活性剤にはどんな種類があるか挙げてみましょう。

・硫酸系…ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na
・オレフィン酸系…オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
・ベタイン系…コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン
・タウリン系…ココイルメチルタウリンNa
・アミノ酸系…ココイルアラニンTEA、ラウロイルメチルアラニンNa、ラウロイルアスパラギン酸Na
・グルコシド系…デシルグルコシド、アルキルグルコシド
・石鹸系…ラウレス-4カルボン酸Na

だいたいこんな感じです。

種類で避けたいものは硫酸系とオレフィン系です。
どちらも洗浄力・脱脂力・刺激が強い成分ですので、産後で敏感になっている頭皮のケアにはおすすめできません。

ですが、一般的に髪や頭皮にやさしいとされているアミノ酸系も全ての成分がが優しいわけではありません。

例えば、ラウロイルサルコシン酸Naはアミノ酸系ですが、旧表示指定成分でもあり、お肌への負担となりえる成分です。

アミノ酸系だからといって油断しないことも大事です。

他にも洗浄成分チェックで重要なことがあります。

洗浄成分は配合成分量も重要

通常シャンプーには複数の洗浄成分が配合されています。

1種類だけというのは石鹸くらいであまり見たことありません。

シャンプーに一番多く含まれる洗浄成分をメインの洗浄成分なんて呼んだりもしますが、メインの洗浄成分がどんな成分なのかというのはかなり重要です。

メインの洗浄成分を低刺激だけど洗浄力も控えめな成分にして、サブの洗浄成分に洗浄力の強い成分を持ってきてバランスを取ったりもするからです。

そのため、メインの洗浄成分がラウリル硫酸Naのシャンプーと5番目くらいにラウリル硫酸Naが来ているシャンプーでは後者の方が低刺激となります。

このようにただ配合されているかどうかだけでなく、順番も大切なポイントとなります。

化粧品には全成分が記載されていますが、配合率が1%以上の成分は配合量の多い順に記載しなければなりません。1%未満は順不同です。

全成分を見てどこまでが1%以上でどこからが1%未満なのかを完璧に把握することは難しいですが、洗浄成分のほとんどは1%以上含まれていて配合量順になっていることが多いです。

シャンプーの品質は洗浄成分が決めるといっても過言ではないくらい洗浄成分が何なのか、どの洗浄成分が多く配合されているのか、種類と順番をよく確認して選ぶことで産後の抜け毛対策用シャンプーを探す際にも役立ちます。

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